カーク・フランクリン追加公演

カーク・フランクリンは3月28日、現在開催中の『20 Years in One Night Tour』に、6月3日のジョージア州オーガスタから6月19日のボルティモアまで、計12公演を追加。

新アルバム『Losing My Religion』からのものを含む、過去20年間のヒット曲を演奏予定。

日程:
06/03 – Augusta, GA – James Brown Arena
06/04 – Durham, NC – Durham Performing Arts Center
06/05 – Jacksonville, FL – Time – Union Center
06/09 – Tulsa, OK – Brady Theatre
06/10 – Austin, TX – ACL Live at Moody Theatre
06/11 – New Orleans, LA – Orpheum Theatre
06/12 – Mobile, AL – Saenger Theatre
06/14 – Birmingham, AL – Alabama Theatre
06/15 – Savannah, GA – Savannah Civic Center
06/17 – Rochester, NY Main Street Armory
06/18 – Dorchester, MA – Strand Theatre
06/19 – Baltimore, MD – The Lyric Opera House

Kirk Franklin @ Kings Theatre

2016/03/23 Kirk Franklin @ Kings Theatre

21年ぶりに訪れたテキサスの旅行から月曜の夜にから戻ってきたばかりだというのに、夕べはブルックリンまでカーク・フランクリンのコンサートに行ってきた。何度も彼の演奏は聴いてるが、他の人達との共演が多く、ソロのコンサートは久々。

開演前に、会場のすぐそばのジャマイカ料理屋『Delroy’s Cafe』で夕飯。サービスは親切ながらもちょっとヘタレっぽい部分があったが、メシは旨かったんで、付近へ行く機会のある人には是非お薦めしたい。

11月に発売されたアルバム『Losing My Religion』のためのツアーというよりも、デビュー以来過去20年のハイライトといった内容で、これまでのヒット曲は殆ど演奏していたと思う。

要するに、初期のヒップホップを中心としたものから、その後のクワイヤ重視の曲、そしてここ数年のカーク本人のソロも入った、色んなスタイルの音楽によるコンサートで、内容としては、かなり豊富だった。

これまで聴きに行ったゴスペルコンサートの殆どは、当然のことながら、演奏を楽しむ以上に、神への賛美のための集会といった雰囲気が強いわけだが、カークのコンサートに関しては、今回に限らず、自分の神に対する信仰の再確認だけではなく、「自分自身に素直になり切れているか」ということが問われる。

前日までの五日間のテキサスでの滞在が、単に昔住んだ土地に訪れ旧友達に再会できたということ以上に、それを通して神が何かを語ろうとしているんじゃないかという気がしてるんだが、翌日のコンサートが、なんとなくその続編のようにも思える。

Jesus loves y’all.

ダリル・コーリー (1955 – 2016)

Daryl Coley

ダリル・コーリーが、3月15日、60歳で天に召された。

コーリーは1955年10月30日、カリフォルニア州バークレイ出身。14歳で歌手として活動を始め、ゴスペル音楽界において大きな影響を残す人物となる。ジェームス・クリーブランドやホーキンズ・ファミリー、クラーク・シスターズ、ワイナンズ、バネッサ・ベル・アームストロングといったゴスペル界の巨匠らだけではなく、スティービー・ワンダーやナンシー・ウィルソン、フィリップ・ベイリーらとも共演。多くのアルバムはビルボード誌において長期間チャート入りした。

宣教への召命を受けた後、伝道師となり、ロサンゼルスでラブ・フェローシップ・タバナクルを設立。

追悼式は4月2日、ロサンゼルスの教会『City of Refuge』で行われる。